何故売りからできるの?信用取引の仕組みを明らかにする

admin   2015年11月30日   何故売りからできるの?信用取引の仕組みを明らかにする はコメントを受け付けていません。

「売り」からのスタートは信用取引のメリット

信用取引は証券会社やお金や株そのものを借りることで委託証拠金の数倍の取引が行えるという、株取引の規模を拡大できるメリットを持った株取引です。しかし、これ以外に信用取引のメリットとして、株を売ることから取引をスタートできるというものがあります。株取引をしない人にとっては、この信用取引の売りスタートに何のメリットがあるのかわからない人も多くいるはずです。またそのメリットをわかっている人でも、何故こうした売りスタートが可能なのかその仕組みを正しく理解していない人もいるのではないでしょうか。

借りるからこそできる売りスタート

まず、信用取引の仕組みから何故売りからの開始が可能なのか考えてみましょう。信用取引とはお金もしくは株そのものを借りて行われる取引です。通常は証券会社が保有する株を借りて取引規模を拡大させるのが一般的です。つまり借りたものとはいえ、既に手元に株がある状態で取引を始めることになるので、それを買った体にして持ち続ければ現物取引と同じ買いスタート、これとは逆に売ってしまえば売りスタートということになるのです。当然借りたものには返却の義務があるので、売りスタートの場合は必ず買い戻して証券会社に返却する義務が生じます。

株価の下落局面に対応できる信用取引の売りスタート

では株取引を売りから始められる信用取引とは、一体どんな取引なのでしょうか。例えば1000円の株を売りから始め、この株価が900円に下落した所で買い戻したとします。この場合、証券会社から1000円で借りたものを900円で買い戻して返却するわけなので、100円が手元に残って利益となります。1000円で売った株が上昇して1100円になった場合はこの逆となり、100円の損失となってしまうわけです。信用取引の売りスタートにおける追証とは、委託証拠金を足しても借りた株を買い戻せない状況に発生します。

信用取引の注意点とは、自分が持っている金額よりも多くの金額を使って取引を行うことができるので損しているときに気をつけることです。